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イングリッシュキャンプ[British Hills]研修報告

2019年10月23日

10月20日から22日までイングリッシュ・キャンプで福島県にあるBritish Hillsに2泊3日の宿泊研修を実施しました。

上野駅から1時間、新白河駅からバスで40分程の山の上にあるBritish Hillsは、入校した途端に日本ではなくイギリスに渡航した雰囲気を体感させてくれる宿泊研修施設でした。気候は涼しいというより寒く、参加者は皆、British Hillsが貸し出してくれる専用のマントを羽織り、宿舎間の移動をしていました。宿泊場所は1棟を貸切で使用させていただき、1階は男子専用、2階は女子専用フロアというスタイルで、各部屋はイギリスの伝統文化を感じさせる佇まいの上品でとても落ち着いた造りでした。到着日からレセプションでのチェックインからレッスンが始まり、オリエンテーション、日程や注意事項もすべて英語で説明がされました。初回のレッスンでは参加生徒はちょっと緊張した趣きでしたが、レッスン内容がとても楽しく、また、分かり易いので、すぐに積極的に英語で会話ができるようになっていました。夕食は特別な場所でのシャア・ディナーで皆が最初に仲良くできるようにするための気遣いが感じられました。British Hills内はすべて英語で会話がなされ、生徒は給仕の方々との会話でも必ず英語で答えなければなりません。日常のすべてが英語でのやり取りというスタイルでした。
夜はレセプション(ホテルのフロント)で用具を借りて、ジムでバドミントンや卓球をして楽しんでいました。
2日目は朝から深い霧に包まれ、幻想的な雰囲気のBritish Hillsとなりました。この日は午前に2レッスン、午後に2レッスンがあり、生徒達にとってはハードな一日となりました。”Visit U.K.”ではイギリスの地理や特産物、簡単な文化などをすべて英語で学び、午後の授業では科学実験のレッスンで、材料を英語で買い求め、卵を割らずに3階の高さから落とす工夫を凝らした模型を協力して作成し、実際に落として出来を競うというアクティビティを交えたレッスンが行われました。夜には、英語でのディナーマナー講習会の後に、夕食では正式なフルコースの食事が出され、講習会の成果を発揮する機会が設けられました。給仕はもちろん全て英語で説明を行い、それに応じる形式でディナーは厳かに進められました。皆、満足していました。全体として料理はすべてがとてもおいしく、上品で、少し食べ過ぎてしまうほどに量も豊富でした。
3日目は朝から大雨でとても寒く、宿のチェック・アウトの後に今度は、料理をキッチンで作るレッスンがあり、皆、分量を間違えてはいけないので、必死で先生の話を聴き、覚えて調理をしていました。焼き上がり後は、とてもいい香りのするパンケーキがたくさんできていました。
そして、最後には一人ひとりが「研修修了書」を受け取り、レッスンのすべてを終了しました。午後になり、出発の時間までにお土産を買い、予定通り午後4時には上野駅に全員無事に到着しました。体調が悪くなった人もなく、とても充実した楽しい研修でした。