硬式野球部

豊南高校 硬式野球部 東北遠征

2023年8月14日

8月10日 仙台市内のホテルに向けて出発した。遠征では移動日を含めて4泊5日間、東北地方の高校と練習試合を行う。

8月11日 

対 東北高校 0-9 ●

対 盛岡中央 5-4 ○

8月12日

対 酒田南 13-6 ● (7c)

2試合目 7-5 ●

8月13日

対 聖和学園 0-2 ●

2試合目 9-2 ●

8月14日

本日、仙台市内のホテルから志木グランドに向けて帰路に着く。

 

遠征総括

「覚悟」

今回の遠征を通じて強く感じたのは、「覚悟」の差であった。今回練習試合をして頂いた高校は東北地方でも有数の強豪と言われる高校である。もちろん、体格や技術、パワー、走力などどれをとっても勝てる要素はなかった。だが天と地の差があるかと言われれば、そうではない。それなのにも関わらず、どこか自信がなくプレーをしていて、「勝負」することができなかった。そこで感じたのが実力の差よりも「覚悟」の差。

今回対戦した高校では、親元を離れ高校3年間を高校野球のため、甲子園のために「覚悟」を決めて生活をしている。そのため野球が上手くなるために、メンバーにはいるために、怪我をしない強靭な肉体を得るために、チームを勝利に導くために、必死に努力している姿が見られた。

我々はどうであったか。

試合中であれば他人のプレーに対して無関心であったり、自分の役割を果たすことができなかったり、結果だけに左右され普段通りプレーができなくなってしまったり、宿舎での食事では疲労度が増えるつれて食事の量が著しく落ちてしまったり、自主練習の時間も集中することができなかったりという状態である。

恐らく、戦う集団であればそんなことは無いと思われる。

遠征を通した最後のミーティングでは、具体的な技術面でのポジションごと細かい課題を確認し、今後目指すべきチーム像について話をしました。

覚悟の無いものと、覚悟を決めたものとの勝負では確実に後者が勝つ。

限界まで努力を重ね、さらに限界がきてからあと少しの努力ができるようになる。

しかし、覚悟を決めることができるのは己のみ。生徒自身が自ら道を切り開いて、生徒が目標に掲げた「甲子園出場」を達成できるように期待したい。そしてそのサポートを生徒に寄り添いながら生徒と共に成長していけるように今後もより一層努力を重ねていきます。

この度は様々な人の御支援、御協力があって全日程を無事に終了することができました。

誠にありがとうございました。

今後とも豊南高校、そして硬式野球部を宜しくお願い致します。